(2008.02.12記)

ドトーのイベント期間シューリョー〜〜〜一息つく。


今月始めの宮崎えびの市での「京町二日市」(2/2、3) に続き、
佐賀での「JAさが農業まつり」(2/6〜11)
 きのう 無事終了。

じゃ、「農業まつり」のほう、レポートしておこう。


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全六日間の前半、三日は平日。
『平日にいったい誰が来るんだろう?』と思っていたら・・・・・・・・

     来 る わ 来 る わ 。

佐賀県中の(寝たきりじゃない、自分で歩ける農家の)
じーさん、ばーちゃん、おんじちゃん、おばっちゃん 大集合!! 
 というおもむき。

実はこれというのも、あらかじめ、「地区別参観日程」というのが決まっていて、
県下のJA支部ごとに、数十台の大型貸し切りバスに乗って大挙やってこられるのである。

それにしても、「参観」と言えば、
「授業参観・保育参観」とか「○○ハウス 特別参観デー!」
なんていう使い方しか知らなかった窯っ主!にとって、
なんと目ウロの語法だろう!
  ・
  ・
  ・
さて、その「参観」のみなさん、平均年齢60以上、
「ヤ○マー」とか、「○ボタ」とか、「イセ○」とかのロゴ付き帽子を
それぞれの流儀とコダワリでかぶり、
「空港んにき(あたり)は寒かけん、ギャーケせんごと(風邪を引かないように)着てかんば」と、
普段着にプラス二枚の防寒着姿・・・・なのに、足元は内側ボア付き防寒長靴姿の人もいれば、素足に雪駄のオヤジさんもいる。

・髪を染めている人→2%。
・クシも通さず、ネグセつけたままやって来たバイ、
 そいがドガンシタ?率→35%。
・至るところで振舞われる「試食」に、買う気もないのに手をつけるのは気が引けますぅ〜〜率→限りなく0%。
・「’炭’ってのは、ツン燃やすもんタイ!」と思い込んでる率→88%。
じさま ムーチョ


窯っ主!は茶化しても、冷やかしてもいません。
これが、佐賀。 これこそ佐賀なのです。


顔 、 顔 、 顔 、
 四角い顔、まぁるい顔、長ぁ〜い顔、でかい顔、小さい顔、
 くぼんだ顔、とんがった顔

 どの顔も 土と格闘し、太陽の下、浅黒く日に焼かれ、
 苦労と努力の跡がたくましい歴史の「皺」、となって刻み込まれています。

この「JAさが農業まつり」、今年で第33回。
33年前と言えば、窯っ主!青春の真っ只中。
初恋に狼狽し、佐賀を離れた年。

自分の不明と不覚を深く恥じ入り、売り上げを嘆きつつも
あらためて、「 農業県 佐賀!」の来し方、行く末について考えさせられた、そんな前半の三日間、でした。


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後半の三日間は、連休。(土、日、祝)。

「’一般’のお客さんが多くなりますから、対応に注意して売り上げ、がんばって下さい!」と、毎朝の「朝礼」でJA幹部のYさんが言う。

そもそも、「朝礼」なんてものには無縁で、’いっぱん’なんて言われたもんだから、窯っ主!にとっては、ちょっとウレシイ!なんだかドキドキもんである。

メディアで連日PRしていることもあり、家族連れ、「都市生活者」(果たして佐賀に’都市’と呼ばれる都市があるか、ここはスルー!)が増える。

明らかに違う客層、ともなう売り上げ。

 ・ぶっきらぼうに、「これは何に使うとね?」と訊いてくるのは、100%男性。
  →「花より団子」というけれど、団子だけでは生きてゆけない(と窯っ主!
   は思う)のが人間だ。
   「パンのみにて生くるにあらず」とも言うではないか。
   人間にとって花も団子も両方必要だ。だが、その比率は人によって違う。
   
 
 ・腕組みし、ジッと「壁掛け飾り炭」に見入るご主人。20080201~0206~208 JAさが農業まつり 069

  「いや、感心しました。いいものを見せてもらってあり   がとう」

  →とんでもない。こちらこそ見ていただいてありがとうございます。 
 
 ・思わず口は半開き、魅入られたように笑顔で覗き込む  女性。
2008 0210JAさが農業まつり 003

  →エヘヘ、そんな顔を見るのが嬉しいんです。(買ってくれたらなおさら)
 
 ・「美しいものはこわれやすい。炭にお手を触れないで  下さい。きれいな炭には’トゲ’もあります!」
  →な〜〜〜んて言う注意書きは目に入らないらしい。
  とにかく、さわらんぎ(触らないと)気のすまない(そぉ〜〜っとならまだしも)
  いじくりまわして炭を壊す、とってもトホホな招かれざる客もいるのである。
  断固として、しかしさり気なく注意すると、逃げるように背中を向ける率100%。
  
 ・子どもは、しょうがない。
  まっ黒クロスケ(イガグリを炭にしたもの)に、メテン(目が点)状態だと
  事前察知、『アッ!この子はアブナイ!』と思ったら、「コンチワア〜!!」と大声であいさつの先制威嚇攻撃!無事、危機は回避された。
これぞ炭焼き流、リスク・マネッジメント。

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「アッ!テレビに出てたでしょう!?」と言われること、十数回。
2/1(金)放送の、TNCテレビ西日本、「ももち浜ストア」のことだ。
へぇ〜〜、けっこう、視聴率高いんだなぁ〜〜。
ハイハイ、そんな指ささなくっても、私です。ちなみにギャラもらってません。当の本人は観てません。サインは?あっ、いらない。
番組のHというディレクターさん、「オンエアのVTR送ります」なんて言ってたのに
まだ届いてません。 まっ、いーかげん=3 でも、 まっ、いいかぁ〜〜。

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窯っ主!はたった一人きりの出店。トイレもままならない。
(まっ、オトコだから、我慢も出来るけど)
しかし、あちこちのブースではたくさんの人数で「まつり」を盛り上げている。
向かいの地元製粉メーカー(理研)は、直営のパン屋さんのPRでバンバン
大切りの試食をくばっていた。たしかに「佐賀牛」を使ったカレーパンはおいしかったが、あれって売れた数より試食の方が多かったんじゃないだろうか? ・・これってよけいなお世話?

窯っ主!は全六日間出ずっぱりだったが、両隣りはめまぐるしく出店者が変わる。

☆左隣り
 ・小城の天山会というボランティアっぽい奥さん方 
         豚汁1杯100円の大盤振る舞い
    ↓
 ・神埼の菓子屋さん おしるこ1杯200円
    ↓
 ・佐賀駅近く、おしゃれな造花オーナメントをする奥さん
  売ってるのは炭なんだか、油なんだかよくわからない窯っ主!以上に
  「場違い感(?)」95%。

☆右隣り
 ・JA伊万里のみなさん。
  伊万里は梅の産地でもある。梅の加工品(ジャム、ドレッシングなど)
  のPRに熱心。商品を売るより、試食作りの下向き作業にもっぱら熱心、ご苦労
  さまでした。 
    ↓
 ・同じ大和町、大塚商事の専務Oさん。とにかく元気でにぎやかな人だ。
  もともとはブロイラーを生産する養鶏業者さんだが
  大和ICの近くに「マザーズ農場」という直営レストランも経営している。
  宮崎の地鶏焼きのように、バンバン炭火焼きで盛り上げる。
  広大なテントに、その煙がもうもうと充満。
  「地鶏」ではなく、ブロイラーであるところが少しイタイが、
  おすそ分けの炭火焼き鶏はなかなかにおいしかった。
  エンドレスにBGMで流していた♪がばいさがぁ〜♪が夢にリフレインして困る。
    ↓
 ・M商事さん
  食品卸しの会社らしい。
  身長160cmほど、けっして愛想があるとは言えない
  60歳前後とおぼしきオヤジさんが5人。ジミ〜〜な黒ジャンパー姿で
  「三つで千円!三個で千円!!」と連呼、行き交う人のソデをつかみ、
  試食の乗ったトレイを鼻先に押し付けんばかりの売り込みよう。
  
  それにしても、「卸し」っていったい何なんだろう?
  窯っ主!のように、ごく一部を除き、「自分で作ったものを売る」人間にとって、
  卸売り、という商売の仕事としての達成感、妙味、
 というものがよくわからん。

  隣り合わせの袖すり合う縁なのに、窯っ主!のかけた朝の挨拶にも
  5人とも返事はなし。帰りもいつの間にか姿を消していた。。。。。。



  いやはや あれやこれやと とうてい書きつくせません。期間中、一日せいぜい20名ほどですが、(お買い上げの)お客さまとの、得がたく、ありがたい一会(いちえ)がありました。
単なるモノの売り買いにとどまらず、励ましやおほめなど、身に余る過分のお言葉も同時にいただきました。
お買い上げの炭たちが、いくばくかのお役に立ち、
生活のささやかな潤いになることを願っています。

また、出店の機会を頂いた街かど畑のK店長はじめ、イベントにかかわったJA関係者のみなさん、そして寒い中ご出店なさったみなさん
  おつかれさま そして ありがとうございました!
  窯っ主!拝
     
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2008/02/14(木) 21:55 [編集]







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窯っ主!

Author:窯っ主!
よわい
ハーフ・アンド・アルファ歳。

九州のとある片田舎、、、、
スミヤキ稼業の徒然に、
ため息と鼻息混じりに綴る
 よしなしごとの書き捨て集・・・。


工房商品のご案内はもちろん、
炭にかかわるアララでセキララな情報、
すみやき稼業の理想と現実、
気ままな思いつきのあれこれ、
日々のことども、などなど。

ふところは寒いが、心は熱い。
手と髪は黒いのに、
腹と頭のなかは真っ白け。
くじけそうな心に自らムチ打ち、
 志は高く、目線は低く。

少し煙たいかもしれませんが、
絶滅危惧の炭焼き人がおこす、
ささやかなノロシ火に手をかざしてみてください。

あったかい、かも?

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